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最低賃金 本県835円へ改定見通し
2019-09-09
中央最低賃金審議会が開かれ、2019年度の地域別最低賃金の改定で、本県の時給を26円引き上げ、835円とする目安をまとめました。全国平均は27円増の901円です。本県、全国とも02年度に時給で示す現在の方式となって以降、最大の引き上げです。全国平均の時給が900円台に達したのは初めてで、東京と神奈川は1000円を超えます。
 働く人の所得拡大を目指す労働側と人件費増を避けたい経営側の主張は激しく対立しましたが、人手不足や10月に消費税増税を控えていることを背景に前年度の引き上げ額を上回る水準で決着しました。16年度と17年度の引き上げ額は25円、18年度は26円で、率にしますと19年度は3・1%に達し、4年連続の3%程度の大幅アップとなりました。本県では18年度の目安額は25円でしたが、実際には26円引き上げられました。
 現在985円の東京と983円の神奈川は目安通りに引き上げられた場合、1013円、1011円となります。
 
 本県では8月上旬に群馬地方最低賃金審議会が目安額を踏まえて話し合い、群馬労働局長に答申。新しい最低賃金は10月上旬ごろから適用される見通しです。
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