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　全日本トラック協会がこのほど公表しました調査結果によりますと、運転者や荷扱手を含む全職種平均の１カ月の所定外労働時間は36・７時間、所定内は１６１・２時間でした。前年結果と比べますと、それぞれ２・１時間減、２・５時間減となっています。

　調査は昨秋に実施し、合計７９１社から有効回答を得ました。所定内および所定外は、昨年５～７月の実態を調べています。

　所定外の職種別結果は、男性運転者43・８時間、女性運転者32・０時間、男性事務員26・７時間、女性事務員13・５時間、荷扱手30・５時間、整備・技能員19・６時間でした。女性運転者（前年比２・７時間減）や整備・技能員（２・４時間減）で削減が進みました。

　福利厚生制度の採用状況に関しても調べています。最も導入割合が高かったのは「各種資格取得の補助」（61・８％）でした。そのほか、育児休業57・８％、勤労者財形貯蓄24・９％、法定を超える健康診断の受診22・３％レクリエーション21・２％、社宅（借上げを含む）17・５％などとなっています。