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後期高齢者の負担増 医療保険料限度を引上げ
2023-01-06

 厚生労働省は後期高齢者の医療保険料の限度額を現行の年額66万円から80万円に引き上げる見直し案を明らかにしました。制度改正により、年間で820億円の保険料収入アップにつながるとしています。

 医療保険の保険料については、給付と負担のバランスを図るため、年間保険料に限度額を設けています。75歳以上の後期高齢者の限度額は現行66万円で、後期高齢者のうち、1・29%が適用対象となっています。

 厚労省は限度額引上げにより、年間820億円の保険料収入増になると試算しました。加入者1人当たりでは年4000円の負担増となります。一方、現役世代は負担が減少するとしました。協会けんぽでは加入者1人当たり年800円、健保組合は1000円、共済組合等は1100円、国民健康保険は300円の負担減になるとしています。

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