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民事上の個別労働紛争増加
2022-09-12

 厚生労働省は、令和3年度個別労働紛争解決制度の実施状況をまとめました。民事上の個別労働紛争の相談が増加しており、相談内容は「いじめ・嫌がらせ」が10年連続でトップになっています。

 法制度の問合せも含め、全国の「総合労働相談コーナー」に寄せられた労働相談は124万2579件で、前年度比3・7%減少となりました。このうち民事上の個別労働紛争は28万4139件で、同1・9%増加しました。

 都道府県労働局長が行う助言・指導の申出は同7・1%減の8484件、紛争調整委員会のあっせん委員が仲介するあっせん申請は同11・6%減の3760件でした。

 紛争内容では、民事上の紛争の相談、助言・指導申出、あっせん申請のすべてで「いじめ・嫌がらせ」が最多。いじめ・嫌がらせ関連は、相談が同8・6%増の8万6034件で、相談全体の約4分の1を占めました。助言・指導申出は7・8%減の1689件、あっせん申請は7・1%減の1172件でした。
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