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協会けんぽ 保険料率上げ9・73%
2022-03-10

 県内の中小企業の従業員や家族が加入する全国健康保険協会(協会けんぽ)群馬支部は2022年度の健康保険料率を前年度より0・07ポイント引き上げ、9・73%とすると明らかにしました。引き上げは6年ぶりとなります。

 保険料は労使で折半する仕組みです。群馬支部によりますと、給与の1カ月の総支給額が30万円の平均的な加入者の場合、県内では月2万9190円(自己負担は半額)となります。自己負担分は月に105円の増額となります。

 新たな保険料率は全国で7番目に低くなります。保険料率は都道府県ごとに、かかった医療費や年齢別の加入者数などを反映させて決めています。

 40~64歳が対象の介護保険料率は全国一律で、前年度から0・16ポイント引き下げ、22年度は1・64%となります。平均的な加入者で介護保険料を加えた場合、月3万4110円(自己負担は半額)となり、自己負担分は月に135円減額となります。

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