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事業用車両の交通事故 死傷件数18%減に
2021-10-01

 全日本トラック協会がまとめた令和2年度の事業用貨物自動車の交通事故発生状況によりますと、死傷事故件数は9449件で、前年から約18%減少していることが分かりました。一方で保有台数は約148万台と、前年から2万台以上増えています。

 事故の類型別にみますと、「車両相互」が8682件で、前年まで9年間続いた1万件台から大幅に減少しました。「対歩行者」は643件(対前年比174件減)、「車両単独」は124件(同27件減)となっています。

 運転者の年齢別では、45~49歳の死傷事故件数が最も多く、1572件でした。次いで、50~54歳が1524件、55~59歳が1206件、40~44歳が981件、60~64歳が956件、65歳以上が874件と続いています。40~59歳の事故件数の合計は5283件で、全体の6割弱を占めました。

 事業貨物自動車全体の死傷事故件数が減少した一方、飲酒運転による死傷事故件数は22件となり、前年の28件、前々年の20件と同水準で推移しています。

 同調査は、警察庁が公表している全国交通事故統計データなどから、同協会が軽自動車を除く事業用貨物自動車の全体傾向を抽出して取りまとめています。

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