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コロナ解雇11万人超 厚労省増加ペースは鈍化
2021-07-30

 厚生労働省は、新型コロナウイルス感染拡大に関連した解雇や雇い止めで仕事を失った人は、見込みを含めて11万13人になったと明らかにしました。昨年度に比べて増加ペースは鈍化し、企業に従業員の雇用維持を促すため特例的に拡充している雇用調整助成金が下支えしている現状です。

 7月2日時点での業種別の詳細を見ますと、製造業が2万人を超えて最も多く、小売業、飲食業、宿泊業がそれぞれ1万人超となりました。雇用形態別ではアルバイトやパートなど非正規労働者が5万637人でした。

 集計は昨年2月から厚労省が実施。各地の労働局やハローワークが集計したケースに限られています。再就職した人も含まれているとみられます。

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