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現金給与総額1・2%減少
2021-04-01

 厚生労働省が実施した毎月勤労統計調査の令和2年分結果によりますと、新型コロナウイルス感染症の拡大などの影響もあり、現金給与総額は31万8299円で、前年比1・2%減少しました。リーマン・ショック時(平成21年、同3・8%減少)以降では、それに次ぐ大きな落ち込みとなっています。

 とくに、一般労働者については、同1・7%減少し、8年振りの下落となりました。パートタイム労働者は同0・4%減少に留まっています。

 実質賃金指数(平成27年平均=100)をみても98・6で、同1・2%減少し、2年連続して前年を下回りました。

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