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1月から3月は転倒防止強調期間です‼ 群馬労働局
2021-01-29
過去10年間に発生した休業4日以上の労働災害のうち、転倒災害の割合は、平成20年まではおおむね全産業における労働災害の20%未満でしたが、平成25年以降は増減を繰り返しながらも20%を超える状況が続いています。 また、過去5年間の月別の災害発生状況で見ますと、転倒災害は1月から3月の期間が特に他の月に比べ多く発生しています。 これは、転倒災害が業務に起因して発生しているほかに、天候(気象条件)が転倒災害発生に大きく影響していることを示したものと考えられます。 群馬労働局では平成26年の転倒災害の激増を機に、平成27年に『STOP!転倒災害プロジェクト2015』を立ち上げ、転倒災害防止の気運を高めることにより、同年の転倒災害を前年比で減少させることができました。しかし、転倒災害の発生割合が高率であることから、平成28年からは期限を設けず継続的に『STOP!転倒災害プロジェクト』として、転倒災害防止を優先課題として取り組んでいるところです。 特に過去の災害発生状況から、転倒災害が多発傾向にある1月から3月の冬季と全国安全週間準備期間である6月を「転倒災害防止強調期間」として取組を強化することとしています。 特に冬季は転倒災害の増加が懸念されますので、各事業場では、天候への対応も含めた転倒災害防止対策を労使で話し合い、実施していただくようお願いします。 |