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労災請求300件増に 厚労省 令和元年の過労死等集計
2020-09-10
 厚生労働省は、令和元年度の過労死等労災補償状況をまとめました。過労死等の全体の労災請求件数は2996件で、前年度比299件増加したことが分かりました。支給決定件数は725件で、同22件増加、うち死亡数(自殺未遂を含む)は同16件増加の174件となっています。
 脳・心臓疾患に関する事案に絞りますと、請求件数936件、同59件増加しました。支給決定件数は216件、同22件減少、うち死亡数は同4件増加の86件でした。
 業種別の請求件数は、「運輸業、郵便業」が最多で196件、次いで「卸売業、小売業」150件、「建設業」131件の順となりました。
 一方、精神障害では、請求件数2060件で、同240件増加しました。うち未遂を含む自殺は同2件増の202件となっています。支給決定件数は509件で、同44件増加しました。うち未遂を含む自殺は同12件増加の88件となっています。請求が最も多いのは「医療・福祉」でした。
 
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